木の指輪にうっとり

Posted in 図工の時間 on 2010年2月23日11:05 by こみずとうた

うっとり。
ウッドリ
ウッドリン
ウッドリングだけに!!

はい。
酔っ払ってません。
大丈夫です。

ちなみに、
この木工シリーズは時系列がメチャクチャです。
前回の記事はリアルタイムだったけど、
今回のは、前々回からの続きです。

まぁどうでもいいか!


桜よりももっと堅い木を探してみよう~
ってことでハンズへ行ってみる。

黒檀(こくたん)ってのが堅らしい、
ハンズの材木コーナーの一角で前に何度か見かけて気になってたのは、
『銘木』の端切れ。
『唐木(からき)』って書いてあったりする。
大陸から中国(唐)経由で入ってきた銘木とのこと。

そんな端切れを安値で売っているコーナーで、
聞いたことのない名前の色んな木を見てみる。
店員さんが製作したペーパーナイフやナイフの柄、
ハンマーの柄なんかもあったかな?
そんな品々の展示もある。
見事に磨き上げられたそれらの銘木は、
まるで石のような質感と艶で…

堅そうだなぁ…!!

とりあえず『縞黒檀(しまこくたん)』って木の小さな塊を買ってみる。


こんなの。
反対側の二面はこんな感じ。



面白い模様。
面白いものができそうだ。

そしてなにより堅そう!
つーか堅い!

これ、加工するの大変そうだなぁ…

まだまだ修行の身だし、
なんかこの木、このままで凄くカッチョイイし、
まだコレに手を出すのはなんか気が引ける…

上手くなったらコレ使おう。

ハンズでイロイロ物色してたら見つけましたよ。
『黒檀の丸棒』を!

前に載せた『桜の丸棒』の黒檀版ね。
写真ないけど。

桜よりは明らかに高いけど、
こいつで練習&研究だ!!

そいつを適当な長さで輪切りにして、
ドリル(ルーター)で真ん中にちょっと穴を空けて小刀で拡げて…


まずやっぱり、黒檀がどんだけ頑丈なのか知りたい。
薄すぎない程度に、でもそれなりに薄く削ってみる。


翔太郎、メモリブレイクだ。

おいフィリップ!!

つってね。

割れたね。

なるほどね。

だいたい分かった。

おい士(つかさ)!

つってね。

じゃあ今度はでかくて厚いのを作ってみよう。



でかい…
一番厚いトコで3mmくらいかな?

この黒檀、
刃物仕上げではダメだ。
表面がザラザラになるのだ。
磨けば磨くほどツヤツヤのピカピカになるのだ。

サンドペーパーとルーターを駆使して徹底的に磨いてみる。




綺麗だなぁ…!!

綺麗になっちゃったなぁ…!!

(まだ小指のリングがある頃です。)

ごついけどかっこいいなぁ…!

黒ってのもカッコイイなぁ…!!

よし!
更なる実験だ!!



薄い輪切りでリベンジだ!

幅は細いが、膨らみを持たせて強度を保とう。
形をだいたい整えたら、また徹底的に磨く!

磨く!!




うーん…
ツヤッツヤじゃねえか…

かっこいいなぁ…

かっっっこいいなぁ…!!!

自画自賛!

破壊と創造

Posted in 図工の時間 on 2010年2月21日02:05 by こみずとうた

キセル用の桜リング


これがぶっ壊れた…


うーん…
ちょっと無茶な力かけすぎたなぁ…
あれじゃ金属の指輪だって歪みかねないわ。
ってくらいの力をかけてしまった。
普通に使ってる分には、強度的にまったく問題なさげな感じだった。

うーん…
残念だな…
本来考えてたキセル用としての機能はイマイチだったんだが、
結構気に入ってたんだよな~
残念!!

残念だなぁ…

また作ろう!!

そんな残念なコトがあり、
ちょっとムキになったな。
前からチマチマ進めていたブツを一気に育てた。
ムキにはなってたけど、
慌てたってわけではなく、丁寧に育てた。



まだ完成ではないけど、ここまでできた。

いい子に育ちますように。

新機軸? あ、新木軸!

Posted in 図工の時間 on 2010年2月16日00:35 by こみずとうた

ん…?
木軸じゃアレか、ただの木の軸か…

まぁいいか、
また趣味の木工ネタでやんす。

前回の大失敗があったり、
必死に木を細かく彫りまくってたりで腕が異常に疲れてしまったり、
でもなんか削ってたいな~
みたいな感じはあるし、
ちょっと考えてたモノを作ってみることにした。

新機軸というか、
なに…?
浮気…?
浮木…?


木の指輪を作ってみよう!!

実際どうなんだろ?
強さ的なコトもそうだし、
体に密着するものだから汗とかもそうだし、
手だしね、なにかと濡れるし、
大丈夫なのかな…?

まあやってみよう!

直径3cmの桜の丸棒を2cm位で切って、
断面の真ん中にドリルでちょっとだけ穴を開け、
その穴を小刀で拡げていく。

とりあえず指に入る位まで拡げたら、
今度は外側を削っていく。
ザクザク削れるんだけど、
モノが小さいから、持つ手が凄え疲れる。
小さいから作業はそんなに長くかからないからいいか…

大まかなトコまではすぐできた。

まずは強度が一番怖いな。
でも輪だし、なんとなく強そうな気がしないでもない…

どこまでいけるか削ってみよう!
薄くなるように削っていく。

指でつまんでちょっと力をかけてみる。


いとも簡単に割れた…

小気味良い パキッ という音とともに…

うーん…
検索ワードは、

指輪
薄い…


割れてしまった…
興味深い。
ゾクゾクするねぇ。

おいフィリッブ!!

つってね。



よし、じゃあ厚めにしてやってみよう!

その日は、初台『GAILA』のお客さんの中で、
一月生まれの人達の合同誕生パーチーだったのだ。

一月生まれさんにプレゼントだ!!!


5人も居るのに一つだけしか作れなかったんだけど…

分厚いけどなんか可愛いし、
思ってたほど邪魔じゃない。
いい感じ!
内側の木の感じで、着け心地がまた良いんだ!

これはいい!
よおおおおし!
更なる実験勉強もかねて、自分用に作ってみよう!

ちょっと考えてたネタがあるんだ。

それがこれだ!!






ちょっと変な形。
小指用にしてはちょっとごつい。


上から見たらこんな感じ。
イロイロと歪でしょ?
リングの左側、薬指に当たる方はちょっと薄くしてある。

手の外側に露出する部分は、
断面が凹みたいな感じになっている。
ちょっとでも厚みを残して強度を保つためでもあるんだが、
これは実用性を考えてのデザインである。

何に使うのか?

これだ!


人差し指に着け変えて…


煙管をコーン!!

ね。

手のひらでポンポンだと火種が落ちないこともあるし、
灰皿に雁首を直接コンコンすると煙管が傷むしね。
音もうるさいしね。

そんでコレ。

指輪としては頑丈だし、
装着感も問題ないし、
デザインはまぁ自分でアレしたから気に入ってる。
けど、
煙管コーン!は思ってたより上手くいかんな…
この指輪は着けてるけど、
そっち用途ではほとんど使ってないや。
煙管はベコベコだ… (笑

作ってから1ヶ月くらい経ったかな?
思いっきり分厚いからか、まだ全然壊れてない。

でもやっぱりもっと薄い方がいいよな。
違う木で作ってみようか。
そういえばまえに『黒檀(こくたん)』とシルバーで指輪作ってるサイトを見たことがあるな。
めちゃめちゃ頑丈そうな記述があったな…
ハンズ行ってみっか。

続く

トウタリング冥利

Posted in トウタリング on 2010年2月13日23:36 by こみずとうた

13日のコト、
茨城県の結城市へ行ってきました。
トウタリングの仕事です。

仕事のこと、ここでは全然書いてないけどね…
ちゃんと仕事(も)してるんです。

ドラマの撮影現場に、
主演の『余貴美子』さんから直接呼んでいただきました!!

ありがとうございます!

以前の日記で書いた『笑福亭鶴瓶』師匠の時と同じように、
起きたら留守電が入ってて、
余さん本人のメッセージが流れ…

えええええええ!?

って、すぐに電話してみたら御本人が出てまたビックリ。

マネージャーさんの携帯かと思ってたから (笑

鶴瓶師匠もそうでした。
自分の携帯から自分でかける。
思い立ったらすぐ!

かっこいいな~

鶴瓶師匠が個人的に呼んでくれたのは、
『ディアドクター』という映画の撮影現場で、
その時、鶴瓶師匠にトウタリングのコトと俺の連絡先を伝えてくれたのも、
実は余貴美子さんだったそうです。

本当に嬉しいです。
トウタリング冥利に尽きますな~!

こうして、
個人的な、その人の差し入れという形は、
下手なことをすると、その人の顔を潰すことにもなりかねない。
でもそれは、
それだけ信頼していただいているということで、
そう思うと余計に嬉しい。
気合も入るというもの!!

この日は、

・グリーンカレー
・キーマカレー
・アジアンな春雨サラダ(辛くない)
・牛スジひじき煮 ←new!
・ミニポトフ

肉も野菜もドーン!
和、洋、アジアン折衷の豪華版!!


雪の降る中での配膳になったけど、
余さんにも、皆さんにも喜んでいただけてよかった!

ドラマの現場だったんだけど、
映画の現場でお馴染みのスタッフもいっぱい居て、
『トウタメシだ!』
って盛り上がって貰えたのも嬉しかったです。

ありがとうございます!

帰る頃には雪がもう積もり始めてて、
ノーマルタイヤのオンボロとうた号は大丈夫かいな?
と不安だったけど、
道路にはまだ積もってなくて、ちゃんと帰れました。

楽ありゃ苦もありゃりゃ

Posted in 図工の時間 on 2010年2月12日14:02 by こみずとうた

たいが用に貰ったのがもう一個あったから、
写真を撮ってみた。


左のが、バターナイフの原型で、
右のが、ハンズで買った桜の丸棒を8cmに切ったもの。



いただいたのは、本当にいい木だったんだな。
繊維の密度が全然違う。
強度も違えば、仕上げ後の表面の綺麗さも違うわな~

練習と(無茶な)挑戦と、もちろん娯楽として、
こんなのを作り始めた。


よく分からないと思うけど…


順調にここまできた。
これでもよく分からないと思うけど…


こう、
板状の真ん中に、玉があってね、
それを表裏合わせて4つの爪で押さえてる…

はずだったんだけど…



折れたな…
2本も折れたな…

折れちゃったなぁ~!!!

あ~あ…

これはもう、
こうなっちゃったらもうどうしょうもないなぁ…

ただの穴空いた板だからなぁ…

トホホ…

やっぱり、
木自体の強度、デザイン的、構造的な注意点とか、
作業の仕方とか、
まだまだまだまだだな!!

チキショー!