オレのnano!その名も “nanota” よろしく。

Posted in iPod, 図工の時間 on 2005年9月24日00:08 by こみずとうた

アレだぞ?
別に名前付けて愛しちゃってるわけ…
ハッ!  i しちゃって! iPodだけに!!

いや… なんでもない…

別に名前までつけて溺愛しているわけではなく、
PCでの管理上、iPodを接続すると名前を設定しなければならない。
そんでコレ。 “nanota”って名前にしたのよ。

んもぉぉぉぉ!! nanotaかわいいよnanota!!

溺愛じゃねーかよ!! と。

ちなみに大きいほうの『iPod 20GB』の名前は “tPod” ね。
“tohta”の“t”ね。
こっちはこっちでPC内の全音楽ファイル1800曲分を詰め込んで活躍中。
これね。

さて、かわいい “nanota” である。
こいつを首から下げたい。
ポケットに入れておくと折れそうだし、ヘッドホンのコード邪魔だし、
nanoの構造上、たぶん首から下げることを想定しているようだし、
首から下げても気にならない程に軽いしね。

だが!!
いかにも 『iPodを首から下げてマース!!』 みたいなのは無理。
別にそーしている人を否定するわけじゃなく、オレには無理だ…
なんでだろね…?
ちょっとコッパズカプー!! ってことだろうな。

『まぁその形と薄さから言って、

中にはどうせiPod nanoが入ってるんだろう?

でもパッと見わかんないよね。つーかそれってなに?』

こんなコンセプトでケースを作ってみた。

まずは材料。
最初はアートクレイシルバーで作ろうかと思ったんだけどね。
なにしろ銀でしょ? nanotaよりも重くなったら目も当てられないよね。
つーことで銀は却下。

じゃあ革か…? でも薄い革じゃ弱いし、厚い革じゃゴツ過ぎ…

ん〜 軽くてある程度頑丈で、あまつさえ加工もしやすいもの…

あ…  アルミ…?

つーことでハンズで0.8mmのアルミ板と金切りバサミを購入。

えーっと… 工程の写真が皆無なんだけど…
まーいーか… じゃあどうぞ!!


nanota縦2個分のアルミ板を半分に曲げて、
両サイドをなんとなくキュッと合わせるように曲げて、
ドリルで穴を打って、外側のガードを兼ねて革紐をこうして…

正面に大きめのドリルで4箇所に穴を打ち、
その穴を繋ぐように切っていって窓を設けました。

はっきり言ってめちゃめちゃ適当です…

これ、左の窓がある方が裏ね。


050924004
こうなると。
一見すると“nano”を吊ってるとはわからんでしょ?

それ以前に写真自体がよくわかんねーわな… ゴメン…


細部っつーか、なんかこんな感じ。

ちなみにこれは “首から下げるため” だけの物。
“かわいいnanotaを傷から護る” という機能はありません。

ギリギリの隙間にnanotaを滑り込ませる構造です。

もうお分かりでしょう。

余 計 傷 つ く よ コ レ ! !

傷はそんなに気にならないからいいんだけどね。

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iPod nano

Posted in iPod, お買い物 on 2005年9月14日05:05 by こみずとうた

いや、iPod持ってるんだけどね…

発表当日にネットで注文しちゃったよほほほ。

今回は背面のレーザー刻印もアリで注文。
この刻印ってのは初めてのコト。
ただ、刻印をオーダーすると納品が遅くなるという罠。

でもまぁせっかくだしね。(なにがせっかくなのかワカランが…)

発表当日ってのが、木曜の午前3時とかだったかな?
海外での発表会で公開され、日本のアップル社サイトでも同時に受付開始。

そして金曜の午前3時半にアップルから『出荷完了』のメールが届く。

レーザー刻印の場合、
海外の工場から出荷されるらしく、まぁ2〜3日待てとのこと。

土日はさむからどうかな? と思いつつ、
まぁ月曜には届くだろう。 と楽観視してたら大ハズレ。

本日火曜日にやっと手元に届きましたよ〜


まず箱が小さい!!
左の“iPod 20GB”の箱と比べたらこんなに小さい!!

そしてすぐさま開封!!
うおおおおおお!!!出た!!!!ちいせえええええええええ!!!
なんかほんと、ウソ〜ンって感じのサイズに薄さ。


サイズと厚みを徹底比較!!
いやはやホント… 凄いね…
こんなサイズで500曲も入るってんだから…

でね、ここで初期設定してnanoを実際に使ったりして遊んだんです。

た、たた、たた… たまらん…!!

操作感も軽く、非常に良好。
こんな小さなサイズながら音質も全然問題ナシ。

今回のnanoから搭載された新機能も目新しくて楽しい。
・歌詞表示機能(iTunes上で自分で入力する必要アリ)
・ストップウォッチ・世界時計(まぁ使う機会は非常に少ないだろう)
・画面ロック機能(4ケタ数字のパスワードを設定しロックする)

画面ロックの画面が良い。
古い金庫あるじゃん。ダイヤルの。アレなの。画面が。
iPodのホイールでキリキリ操作して暗証番号を入れるのが楽しい。
多分使わんけど…www

正直… 正直な話、
“iPod 20GB”は持ってるし、無駄な買い物しちゃったかな?
とも思ったんです正直。
でも違う。それはとんだ大間違いですよ。
ちょっとしたお出かけとかね、
この小さいのに好きな曲だけ入れて持ち歩くよ!!
仕事中(調理中)や運転中(遠くまでの長旅)とかは、
今までの大きい方で1700曲(今現在)を流しっぱなしとかで使うしな!!

いや〜いい買い物だったよ!!


そしてこちら。
BOSE社の“Sound Dock”です。
仕事中など大変重宝しているiPod専用スピーカーです。

ブカブカだけど使えたよ〜
(わざわざ使うことは少ないだろうけどw)


これ、刻印ね。
いや、まぁ… 別に刻印したい言葉とかないんだけどね…
ちょっと試してみたかっただけだったりするんだけども、
やっぱりこーすると愛着もアレだね。増すね!!

よおおおおおおおし!!
コレ持ってジム行くぞ!!
行くぞ!!入会しに!!

あ、靴とか買わなきゃ…

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ネバーランドという映画を観て

Posted in 映画 on 2005年9月4日17:47 by こみずとうた

泣きました。
アタイ泣きました。
心地よい後味でござんした。

でも実際に涙がこぼれたのは、
いわゆる【泣かせシーン】【泣けるシーン】ではなかった。

じゃあなんだったんだ?
ちょっと語ってみよう。

ご存知だとは思うが、
劇作家のなんとかバリが、かの有名な『ピーターパン』を生み出したお話。
実話を元にした映画だそうだ。

スランプ状態のバリが公園で出会った家族。
美しい未亡人と4人の子供たち。
三男のピーターは父の死をきっかけに心を閉ざしていた。

この家族、この子供たち、ピーターとの交流を経て、
バリは『ピーターパン』の着想を得て作品を作り上げていく。
そして次第に心を開くピーター。
だがバリを、その家族をあーじゃこーじゃうんたらかんたらムニャムニャ。

正直、ストーリーはまぁ別に語る気はない。

オレが泣いたのはね、
バリが完成させた『ピーターパン』の初演の開演シーン。
客、客席、舞台、俳優、
それらをゆったりとしたカメラワークで見せるシーン。

なんかここでドヴァーっと決壊した!!

とても不思議な気分。
映像、音響、美術、衣装、カメラの融合したもの、
映画(映像)自体に泣かされたのだろうか?

ドラマの前フリが効いていたのか…?
『うぉぉ…完成してよかったのぅ…!!』ってことか?
いや、それは違う。 ん〜? 違わないか…?

でもやはり前者の方が強いんだと思う。
雄大な景色にため息をもらすような、
絵画を観て感銘を受けるような、
言葉もわからない音楽に涙するような…

きっと、目にしたそのもの自体に揺さぶられたんだろう。

とにかく綺麗な映画だった。

そして大事なのは、その初演シーンの観客たちの描写。
初めて観る、初めて体験することに目を輝かせ、
その驚き、その喜びを素直に受け入れられる幸せ。

映画の黎明期、
まだまだ娯楽・エンターテインメントとして確立する以前、
スクリーン奥から突進してくる機関車の映像に観客は失神したという。

そのような“驚きくべき初体験”は、今の世では得難いものだ。
もちろん一概には言えないし、
オレが体験してないだけのことは多々あるだろうけどね。

既存のものを改良し更なる高みを得ることはできても、
今まで無かった物が生まれるようなコトはほとんど無いだろう。

既成概念をブチ壊すような“事件”に飢えているのかもしれない。

“芝居”が金持ちのための高尚なものとされていた中、
突如としてそれをブチ壊した『ピーターパン』を目にした観客。

“芝居”自体に縁も無く、初めて劇場に足を踏み入れ、
初めて芝居を、『ピーターパン』を目の当たりにした孤児院の子供たち。

この観客たちのリアクションが非常に心地よく、
“事件に飢えた現代人のオレ”を映画により一層引き込んでくれた。

オレはあの時あの劇場に居た。
顔をクシャクシャにして見入る紳士と、
ひたすら素直にそれを楽しむ子供たちと共に居た。

一本の映画を成す全ての要素が、
完全なバランスで融合した完璧な映画だった。

映画館で観なかったのが悔やまれる歴代NO.1です…