THTring
初めて自分用に作ったブツ。
何個か作ってたら、自分でも着けたくなったゼ!

【THT】とはオレの名前 “Tohta” の母音を抜いたもの。
ゲーセンで “鉄拳” にハマってた折、
名前が3文字までしか入力できないという理由で使い始める。

これはかな〜り特殊な作り方をしました。
絵を交えて紹介します。
● 造形 ●

リングを作る際の最初の工程。

こんな感じの太さに変化のある “木芯棒” に “付箋紙” を巻きつけます。

粘土の会社が、この絵のような目盛付きの付箋紙を発売しています。
なんだかんだでコレは凄く便利です。愛用してます。

焼成により縮むコトを考慮し、適宜大きめなサイズで作り始めます。
一般的なリング作りの工程はこうですね。

よく練った粘土を細長く伸ばし、(画像内グレーの物体)
付箋紙を巻いた木芯棒に巻きつける。

そして合わせ目を水などで馴染ませしっかりと輪を作る。

最初の頃は、これすら上手に出来ませんでした。

変に力を入れると、せっかくピッタリ巻いた粘土が伸びちゃったり、
巻いてから形をいじろうとすると歪んだり、イロイロでした。
“ 乳鉢(にゅうばち) ” の登場です。

懐かしいですね!理科室にありましたね〜!

さて、銀粘土の削りカスをこれでゴリゴリと粉砕しましょう。

水を足せばアラ不思議! また粘土としても使えるんですのよ?
その方法はまた別のトコに書きます。

この当時はまだ水の配分などを把握していなかったため、
シャバシャバしたペースト状にして使っていました。
さてここからが “かな〜り特殊な作り方” です。

上の方法で液状にした粘土を、筆を使って塗ります。

なによりも “気泡” が入るのが怖いため、
2〜3回塗る → ドライヤーで乾燥 → また塗る…

繰り返す事何回くらいですかねぇ… 何時間くらいかかりましたかねぇ…
結局、厚さ4〜5mmになるまで塗りました。

途中で放心状態になったりもしました。

カスがもったいないってのと、なんとなく試してみたかった…
そんな理由でのチャレンジでした。
充分に乾燥させたら木芯棒から抜き取ります。

筆でテキトーに塗り重ねたため、全体がガタガタです。
これを、カッターやヤスリ等で整えていきます。

赤い線の外側を削り落とすと、右のような綺麗なラインになるのですが、
かなり削ってやっと整ったって感じです。

大きめ、厚めに作っておいてヨカッタ…
そしたら次は、
表面に鉛筆で “くり抜きライン” を描いていきます。

粘土の表面が乾いていれば、消しゴムでも消せるし、
水をつけてこすってやれば消せるし、
焼成後は鉛筆の線なんか残らないし、

大胆にいってみよう!!
● くり抜き ●

いよいよくり抜きなんですが、
そのとっかかりには、いくつかの方法があります。

まずこれ。
ラインに影響の出ない内側部分を、カッターなどでザクザク傷つけます。
そのとき、右図のように V の字になるように刃を入れるのばポイントっす。

これを繰り返し、とりあえず小さくでも “ 貫通 ” させます。
できた穴を、今度は丁寧に整えていくのです。
くり抜きエリアが広い場合や、
確実に大丈夫だな!と確信できる場合などは、
ルーターやドリルを使って大まかな穴を穿つと楽です。
(当たり前ですが…)


この時はまだルーターとかなかったので、
デザインナイフとヤスリで 【 THT 】 をくり抜きました。
カッターやヤスリでコリコリとくり抜いてたら、
赤いラインのトコで折れて泣きそうになった夜もありました。

おちこんだりもしたけど、私はげんきです。

粘土だから直せるしな!!
● 焼成 ●

これは厚みもサイズもあるので、およそ10分焼きました。

金ブラシで表面を削り、
めっさ粗いサンドペーパーでガジガジ、
だんだんと目の細かいサンドペーパーに変えていき、
じっっ    …くりと磨き上げます。

最後の最後にポリッシュ(磨き粉)とクロス(磨き布)で仕上げです。

コレはアレですよ。
“ 包丁研ぎ ” と同じで、
じっくり時間と手間をかければ、それだけ出来上がりもよくなります。
上の画像がイマイチなので、
デジカメの “ マクロ撮影 ” を駆使して撮影してみる。

それに際して、改めて徹底的に磨き上げ、
ホワイトバランスだのなんだのを調節しつつ撮ってみました。

たまらないっす!!


『楽しい!!』 とは思っていたものの、

これを作ったことで、完全にドップリはまってしまったような気がします。

くり抜きに目覚めたのもコレからです。

うぇへへ
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